モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

ゴビ地獄

体験談ではない文章を書くとき、語尾は「ですます」調になります。

「だ、である」調だと偉そうだからです、このブログも「ですます」で書いてます。

ですます調の語尾は、です、ます、で終わることがほとんどです。

自然な文章の流れで読者に違和感を与えてはいけません(ここで「ん」を使うように)

なので、連続した語尾の仕様を避けるべきなのです(「のです」は強調なのであまり使わない)。

短い文章ならそれらはカンタンです、でも長い説明文を書くときには頭がこんがらがってしまうのです!(!でリズムを変えます)

朝から3000文字の文章に取り掛かって、仕入れた材料を文章にしていきます。

すると語尾は「のです、です、です、のです、ます」と同じような語尾地獄。(体言止め、体験談なので使える)

いわばゴビのゲシュタルト崩壊を起こしてしまうのです。

先入観無く読んで、違和感を排除するにはもう遅すぎるのです。

何度も何度も頭で考えたことなので、推敲するには知りすぎているのです。

「違和感?なにそれおいしいの?」とゴビ地獄のまっただなかで、日本語の難しさに頭を抱えてしまったのです。

なんとか形を整え、もうこれ以上はムリというところで提出します、のです。

クライアントの修正が入りました「内容はいいですが、のですがおおいです」ということでした、のです。

Yes,surely.のです。

またゴビ地獄に逆戻り、なんとか訂正して、居酒屋をあけ、くたくたになったところでメールが来たのです。

「いい文章です、執筆お疲れ様でした」ということです、のです。

はーやっと気持ちよく寝れる、ライダーに一杯ご馳走して眠りに付いたのです。

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Mavicで自転車を撮る

「バイクに比べて自転車は撮りやすいだろう」

と思ってましたが、そんなことはありませんでした。

日本一週チャリダーのYuくんに被写体をお願いして、丘でドローンを飛ばします。

イメージとしては、顔がわかるぐらい接近して飛ばしたかったのですが、結構難しいことがわかりました。

体に染み付いたmavicのスピードと、自転車のスピードが合わないんです。

スティックを倒しすぎると追い越すし、倒さないと離されます。

バイクだったら「30kmで走って」といえばいいのですが、自転車にはなんていったらいいのかわかりません。

つまりは準備が足りなかったといえます。

「こんな感じで撮りたい」というイメージが無い状態で撮影しても、あまり良いものは出来ないのです。

というわけで次回作にご期待ください、チャリダーが来たら飛ばします。

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旅の思い出とボードゲーム「Blokus」

旅先で印象に残っていることは、何年たっても消えないものです。

それは観光名所だったり、料理だったり、人間だったりします。

いま10年以上前の旅を思い出して見ると、観光地の景色や食べた料理が浮かんできます。 そして、喋った人やなんでもない路地、それらはいつまでたっても消えない思い出なのです。

そんな記憶に残る思い出たちは、どうやら意識して残せるわけではないようです。

必要のないデーターは脳が勝手に消去するんでしょう。 それらは似たようなファイルからどんどん上書きされていくのです。

なので日常のことって記憶に残りにくいのです、似たような出来事はどんどん上書きされていくんですね。

旅先での出来事は、新しいことが多く上書きされにくい傾向にあるのです。さて、昨日はちょうど4人いたので「Blokus」というボードゲームで遊びました。

 

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ほぼ4人限定のゲームなので、開催できる条件が限られますがとてもいいゲームです。

そしてやったことが無い人がほとんどなので、フェアな条件でできます。

一度ルールを覚えてしまえば、二度目はコツをつかむことが出来るでしょう。

そして何度もやりたくなるのがこのゲームなのです。

この「Blokus」のようなマイナーな良いゲームをしたことは、きっと長い期間忘れることは無いでしょう。

良いボードゲームにはそんな力もあるのです。

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豚の腎臓と響きあう僕たち

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今年一番乗りの日本一周チャリダーYuくん(右)がきました。

Yuの自転車日本一周旅 - Yahoo!ブログ

ブログをチェックすると、スプラトゥーン中毒者ということがわかりました。

なので「やる?」と声をかけてみると「やります」といい返事。

すると上手いのなんの、プレイを見ていて面白いレベルのプレイヤーでした。

カンスト(カウントストップの略、これ以上はないレベル)した?」と聞くと

「はい」やっぱりねー。

鬼のように戦場を駆けるYuくん、そのプレイは敵だったら心が折れる見事さでした。

Yuくんは生物学の学生らしく、「なぜ生物なの?」ときくと

「・・・腎臓を、解剖したんですよね」ということです。

高校生だかのときに、豚の腎臓を解剖したことが印象的で生物の道へ。

その機能の神秘さに触れて感動したのではないでしょうか。

整備士になる人がエンジンの機能と構造に惹かれるように。

豚の腎臓をみて同じことがおきてもおかしくはありません。

 

しばらくしてお客さんもはけたので、Mくんとゲームをします。

立体4目ならべとドメモの定番をやりました。

Mくんは徒歩でやってきた人で「どこから来たの?」と聞くと

「この前は羽田空港からです」ということでした。

22歳ということですが、とりあえず美瑛にきたかったらしいです。

「仕事するの?」

「なんかありますか?」

ということだったので、自然農園とライスセンターの定番を教えました。

そして私のやっているランサーズについて話しました。

「どこでも仕事が出来るっていいですね」ということです。

漫画版ナウシカの言葉を借りるなら

「人は生まれ、響きあい、そして消えていく」ものです。

私がMくんに教えたランサーズが、Mくんにとって大事なものになればいいなあと思ったよるでした。

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