モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

刑務所に入ろう!

「 矯正展いかない? 」とツレが言った。

キョウセイテン?なんじゃそら?と聞いてみたら、どーやら

旭川の刑務所にてイベントが行われるらしく、

まあ、他にやることもなかったので行ってみたらすっごい面白かったんだ。

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旭川刑務所矯正展

旭川刑務所は旭川の東のはずれ、東鷹栖という場所にある。

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刑が長期の囚人が多く、270人くらい入ってる。

そして、約半分がヤクザ、暴力団員である。

施設が古くなったので改装された、今年の二月に完成したらしい。

 

いやあ、こんなイベントでもない限り足を運ぶことはない( はず )なので、

ちょっと楽しくなってきたよ。

 

刑務所の横の団地から入る。

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白くてキレイな建物群、国立大学ですといわれても信じるぞ。

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正門前。 

 

 

刑務所見学コースにもちろん並ぶ。

 

 

 

 

 

「 刑務所内は撮影禁止になってマース 」

 

 

 

 

まあ、当然だよね!

ってことでココから文章のみです、ご了承ください。

あと刑務所にゆるキャラはさすがにダメなんじゃない?

 

 

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刑務所に入ってみた

 正門の脇にある小さい扉から入る。

ハンターハンターだったらミケに食い殺されるヤツ

 

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中に入るとミケはいなかった、が、まだ門があって、緩衝地点のような場所に出る。

バスケットコートぐらいの空間に、待機所のような小さい建物があるだけ。

シャバから堀の中に入るんだなあ・・・という気持ちにさせる場所だった。

 

第二門をくぐると、まあ、外とにたようなキレイナ建物があって、

広々とした道と、草地、野球場など。

「 刑が確定してない人もココにいます 」と案内役の刑務官が言った。

刑が確定していない場合、証拠隠滅の恐れがあるので、基本的に一人行動をさせられるらしい。

「 これから工場を見てもらいます 」

刑務所の仕事は週休二日で、午前7時から5時まで。

仕事内容は自分たちの身の回りのものを作ったり、

旭川だけかもしれないが木工製品を作ったりしていた。

ミシンや木を切る専門道具がいっぱいあった。

暗い雰囲気はない。 システマチックな工場だった。

 

もちろん囚人とすれ違うことはない。

だからかもしれないけど、

「 刑務所ってこんなに快適なの? 」と感じてしまう。

人権とかあるんだろうな。 

「 雑菌とか不衛生にしてるとパンでミックになってしまうので 」と

洗濯や布団乾燥機などがある。

いいなー、布団乾燥機いいなー。

 

窓に格子がある以外は、

「 できたての病院 」ってイメージ。

ただ、あるのは病室ではなく、囚人が生活するための部屋だってことだ。

個室はさすがに狭いけど、5時から9時までテレビが見られるらしい。

うーん、ライダーハウスにいる人はもっとプライベートスペースが小さいぞ。

風呂も食事もない。 囚人にはある。

 

「 健康のため、必ず外で運動させています 」

へー、さっきの野球場とかはそのためか。

「 ただ、刑が確定していないひとはココです 」

といってハイエースぐらいの広さの空間を指差した。

散歩をするにしても目が回るくらいの狭さである。

うーんきっついなあ。 こりゃ

「 はやく裁判終わらせてくれ 」ってさせるトラップかもな。

 

1時間くらいで見学は終了した。

「 我々の刑期は1時間だった、シャバの空気は美味い 」

とお決まりのセリフをはいて終了。

 

それから刑務作業で作った製品を売るコーナーで

バーベキューコンロに一目ぼれ。

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買っちゃった。 まあ、毎年のように七輪を買い換える環境なので、

頑丈で無骨なやつが欲しかったんだよ。

 

寄り道

帰り道で「 痛車ふぇす 」をやってるらしいから覗いてみた。

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金がかかってる。

このタイプのランクルかっこいいよねぇ

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一番愛が暴走していた。

ヒッチハイカーも裸足で逃げ出す狂気のラブワゴン。

アタシの投票権はこの車にしたよ。

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事故車?

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180? ロールバーまで入ってた。

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グランプリ。

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すげえ、東方のキャラを特注で描いてもらって、フルラッピング。

いったい幾らかかったんだろう?

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こういった痛さもあるんだね。

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唯一欲しくなった。

貴重だよなあ・・・・

 

それから抽選会が行われて、それがいままで見たことないくらいグッダグダで

「 ----番いませんかー? 」って100個ぐらいある商品に当選したひとが

ほとんど帰ってしまっていて、あまるあまる。

「 あまったのはどうするのかなあ? 」って思ってたら

「 じゃんけん大会ーー!!!! 」って

あはははは、さらにぐだぐだしたじゃんけん大会が始まって、

100個近くあった景品は、最後まで付き合ってくれた我々の参加賞レベルに落ちたのだった。

ただ、じゃんけんが思ったようには勝てなくて、ほんと最後の最後に残り物の景品

「 東神楽町ゆるキャラグッツ 」をもらって帰ってきた。

 

そんな自由の対価について考えさせられた日。

 

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葛藤から脱出するためには

葛藤は内向的人間の、自分自身への攻撃である 

               -加藤諦三

 

ココ最近、職場にいる理不尽マンの理不尽な振る舞いに怒っていた。

怒っていたが、口に出せなかった。 なぜなら理不尽マンは新人のハケンさん

にしか怒りを向けない。 それがいかに理不尽な振る舞いでも、

「 いやいや、それちがうでしょ 」って口を挟むのはちょっと難しかったんだ。

アタシもしょせんただのバイトだからね。 

だからなんとか1対1で、正面からがっぷりと

ディスカッションする状況に持ってこれないかな・・・・

そしたらこーして、あーして、そーするんだけどな。

うまくいったら気持ちいいだろうな、

あーこっちに怒りを向けてくれないかなあ?モヤモヤするなあ。

 

そんなモヤモヤが一日中思考のルーチンを駆け巡っていて、

「 あ・・・これ葛藤してるな 」ってはっきりとわかったんだ。

葛藤ほど無駄なエネルギーロスはない

いち早く葛藤の無限ループから抜け出さなくてはいけない

葛藤の原因である理不尽マンに面と向かって怒られて、

そして自分の意見をぶつけないと葛藤からは逃げられない。

で、今日そのチャンスがやってきたんだ。

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責任者に勝手になってみた

今日で3日目の理不尽マンとの仕事。 3日目だからやるべきことはわかってる。

だから始めてきた人とかを教えたり、作業全体の流れを見たり、理不尽マンに報告したりする責任者を勝手にやってみた。

声を出し、仕事を割り振った。

段取りを決め、準備に取り掛かった。

初めての人には最も簡単な作業をお願いして、最初は上手く行くかと思ったけれど、やっぱりちょっとしたコツを伝え忘れていて、理不尽マンの怒りが爆発!

「 いったい何度言えばわかるのよ!!?? 」( 怒られている人は今日が初日、初めて聞く話である )

 来た! 

「 ああ!ごめんなさい! ボクのせいです! キチンとこのことを伝えてなかったボクが悪いんです!! 」

 さあ来い! アタシに怒りをぶつけて来い! はっけよーーーーーーーい

「 ・・・いや、あんたはいいんだ・・・・ 」

 えええええええええええええええええええええええええええ??????

ヘイヘイ!カマンカマン!!そんな事言うなよ!理不尽マン! どう考えてもお前の仕事だけど、アタシが責任取るっていってんじゃん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

     あ

 

 

 

 

 

     わかった

 

  

 

 

 

 

    コイツ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 弱い人に当たってるだけなんだ・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葛藤から脱出するためには

心理学の一分野、交流分析において「 ストローク 」という概念がある。

ta.direct-comm.com

我々は「 あいさつを交わしたり 」「 天気の話をしたり 」「 ドーデもいい話をしたり 」しなくてはいけない。 

なぜならそれは、「 相手の存在を認め、確認しあう行為 」だからである。

我々は、これがなくては生きていけないようになっているのだ。

 

もし、あなたが葛藤を抱えているのなら、最初にやるべきことは

「 挨拶 」

つぎに

「 天気の話 」

そして

「 おいしいラーメンの話 」

などをしなくてはいけない。

その下地「 相手の存在を認めあう 」前戯ができでやっと

「 ココロを開く 」ってことが出来る。

 

葛藤から抜け出すにはそれしかない。 

ココロのゴミ箱にいくらゴミを押し込んでも、いつかはあふれ出てしまう。 

勇気を持ってココロを開こう

「 ここはこうなんじゃないですか? 」って言おう

問題は解決しないかもしれないけれど、葛藤からは抜け出せるよ。

相手のことをちょっと理解できるからね。

アタシも「 理不尽マン 」なんて言っちゃってたけど、これからは

「 弱いものいじめマン 」って言うよ。

それが正義かどうかは置いといて、アタシの葛藤は無限ループからどっかにいっちゃったからね。 

 

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命は使わなければならない- Mavic を買う決心した話 -

「 失敗を恐れずに行動しよう、

  現状維持ほどつまらない人生はない 」

- その昔、どこかのゲストハウスでもらった名刺の裏より -

 

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DJI MAVIC を買う決心をした

どおおおおおおおおおおおおしよっかなあああああああ???

12万円のドローン 「 DJI MAVIC 」欲しい、欲しいなあ!

 

 

しかしなあ、12万はどうなんだろうなあ?

くっ・・・・クリックがこんなに重いのは経験したことがないぜ!

誰か、後押し、後押ししてください!

 

ってことでよっしーさんを呼び出して

「 後押ししてください 」って言ったら

「 いや、俺も買う 」ってええええええええええ???

「 ファントム3 が売れたらね 」ってさ。

20万は投資したファントムを10万で売ってでもマヴィックが欲しいと!

「 買いましょう! 」

「 でも、日本で発売されてからにしよう 」ってことで、後押しどころか

一緒にマヴィック購入することになりました。

 

・・・大丈夫?

 

 

12万は命金

時給880円の人間にとって巨大な金額だ。

例えるなら岩清水を溜めて流しそうめんをするような大胆な消費といえる。

かけた時間を考えると、12万には命がかかってると言っていい。

だってそうだろ? 人生は有限だ、今このときも死に向かってカウントダウン

してるってのに、12万稼ぐためにつかった寿命は何時間? それをオモチャに?

使うの? マジで?

「 使います 」

えー

「 大局で見ろ 」

大局?

「 そうだ、大局だ 」

うわわあああああ、人格が割れるうううう!

 

脳内ディベート、喧々諤々

ドローンを使って作り出せる価値は馬鹿にならない、ちょっと前なら百万金と

複数の人間がいないと空撮なんてできっこないものだった。 それが十二万、

革命的だ。

革命的な技術革新は既得権益を破壊する。

イノベーションってやつだ。

 

例えば、電子メールに郵便はほぼ破壊され、

かんぽは外資に侵食され、本屋はamazonに殺されかけている。

 

年をとればとるほど、イノベーションの波に乗ることは難しくなる。

イムリミットが近づいたときのボンバーマンの様に、市場のパイは磨り減っていくが

経験があれば生き延びる時間を長引かせることが出来るからだ。

生き延びよう、守ろう、耐えようと言うのは美徳かもしれないが、

度を越した場合ある種の腐臭がしてくるもので、そんな人間はいやと言うほど見てきたもんだ。

 

おそらく、変化は生き物のサガであり、宿命なのだから、それを拒否してしまったときの代償なのだろう。 

 

「 生命と無機物の間 」という本で

生命とは動的均衡状態にあるものである。

という話を読んだことがある。

 

我々の細胞はだいたい3ヶ月で入れ替わり、半年もすれば別の細胞になっている。

つまり、生命という 物体 は

コレだ!

と固定できないのだ。

 

我々は絶えず失い、同時に生み出している。

それは細胞だけじゃない、細胞だけじゃないはずだ。

 

お金、人間関係、信頼、ナニカに対する気持ち。

守ることは出来ない、守ろうとしたときには本質から外れてしまう。

常に失い、傷つき、えぐられなくてはいけない。

笑われ、無視され、馬鹿にされなくてはいけない。

命は使わなくてはいけない、体から腐臭がするまえに。

 

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居酒屋終了

明日のバイトが休みで、ビールがちょうど10ℓ残っていたんだ。

お客さんも一組きてくれるみたいだし、うん、今日だな。

今年度の居酒屋閉店パーティを開こう。

 

 

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おもえば今年も4月の終わりごろに始まって。

 

hatinoyado.hatenablog.jp

 だいたい6ヶ月。 

いろいろあったけど、無事着地できたんじゃないかな?

本当にありがとうございました。

 

野球を見ながら冷蔵庫の食材をひっくり返し、

なんとか食べ物に変えていく。

ビール片手に人生を語った口で、

ポケモンドンジャラの定石について語り、

「 女に襲われ男子 」れんくんの話に腹を抱えて笑った、

そんな最終日。

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